この新政策構想は、10月10日時点のものです。市民の皆さんの意見をいただき、この構想の策定、または実施段階に反映させていきます。そして、市民の皆さんの参画をいただきながら、市民共創のまちづくりを進めます。市民の皆さんのご意見をお寄せください。

2期8年の市政で、新生福島に向けた基盤は強化され、新たな芽も生まれてきました。

 

今後、これらの目を結実させ、まちを元気にするとともに、老若男女だれもが希望をもって生活していける都市をつくり、若い世代の定着も図ります。

 

財政状況が厳しさを増す一方、課題山積。特に、地方から若い世代が東京に流出し、人口減少が加速する中、選んで住み続けたいと思ってもらうまちをつくることが重要です。難しい舵取りが必要ですが、停滞はできません。

 

今後とも、市民の声に謙虚に耳を傾け、オール福島で力を合わせながら、経験とアイディアを駆使し、「開かれた市政」「スピードと実行」で新生福島への第2ステージを展開します。


まちなかのにぎわいづくり

  1. 東西拠点の形成(東口再開発と西口拠点)と新自由通路など東西一体のまちづくりを推進
  2. 若者の働く場や専門学校、商業施設等を拡充、民間ビルの改築等を促進
  3. 市民共創で集客力のあるイベント育成と回遊性向上

地域の特色に応じた地域振興

  1. 特色に応じた地域拠点を形成、郊外部で住宅・店舗の建設を容易にする仕組みを創設
  2. UFOの里づくり、温泉街、商店街、花のまち等のまちづくりを推進
  3. 地域をつなぐ道路整備を促進(松川SICのフル規格化、吾妻SICの働きかけ、西道路南伸の早期完成、北道路の早期着手、国道115号やフルーツライン、飯坂東バイパス、都市計画道路等の整備加速化など)

若い世代の文化・感性が生きるまちづくり

  1. 新サッカースタジアム、大学まちの整備支援
  2. eスポーツやライブあづまなど若者文化を取り入れ、楽しいまちに
  3. 若い世代のイベント開催等支援


持続可能な農業

  1. 新規就農者等担い手を確保・育成
  2. 次世代型農業を支援~気候変動に適応した農業、循環型農業、スマート農業
  3. ブランド化、規格外品等を地域内で有効活用する仕組み(ピーチホリデイなど)を推進
  4. 鳥獣害対策を強化
  5. 地方卸売市場の再整備を加速化

地域経済の進化を促進

  1. 事業承継を支援
  2. 企業誘致と起業・創業を促進
  3. 企業間交流、産学官連携により地元企業の受注が拡大する取組、新商品開発促進
  4. 次世代型産業の導入促進(航空宇宙、水素、DXなど)
  5. 1~4の取組等と合わせて、地元企業、誘致企業、ベンチャー等の投資を促進

観光客900万人を目指す観光振興

  1. 福島の特色を生かしたテーマ観光(花観光、三名湯、あづま山麓、フルーツ、空、ロケ、ホープなど)とインバウンド誘客
  2. MICEや文化・スポーツ大会等の開催・誘致、祭りや地域づくりのブランド化

人手確保の支援

  1. 新卒者採用、UJIターン採用をサポート
  2. 女性、外国人等多様な人材の活用支援


結婚しやすい環境整備

  1. 出会いの場を拡充
  2. 結婚新生活を支援、若い世代向け住宅供給を拡大

安心して出産・子育てができる環境を充実

  1. 産科・小児科を守り、より便利に
  2. 切れ目のない経済的支援を充実~無償化に向け学校給食支援を拡充
  3. 公民連携し多様なニーズに応えられる幼児教育・保育を充実
  4. 学童保育、こども食堂などの居場所を支援
  5. こどもの居場所・遊び場を充実(拠点:こむこむリニューアル、地域:学校を「こどもベース」に)
  6. こどもファースト、地域全体で子育ち支援

夢に前進する力を育む教育の充実

  1. 教員の働き方改革、企業との連携等により、教育の質を向上(特に主体的に考え課題解決に取り組む力を育成)
  2. いじめ、不登校対応の充実
  3. 体育館へのエアコン導入等学校環境を充実
  4. 中高一貫校の誘致、義務教育学校等の導入


女性活躍を推進

  1. 固定的な男女分担意識を改革し、女性が定着・活躍しやすい地域に
  2. 女性の雇用促進と働く環境充実(男性の子育て参画も促進)、女性起業を支援
  3. 女性の行政参画、役職登用を推進

人生100年時代の元気づくりと医療・介護体制の確保

  1. 健康長寿に向け、福島らしい健康づくり(健都ふくしま)、介護予防を推進
  2. 受動喫煙防止の推進と検診率の向上
  3. 高齢者の社会参加、相互交流を促進~老人クラブやシルバー人材センター等の活動サポート
  4. 新シルバーパスポートの検証、多様な手段により高齢者の足を確保
  5. 働き方改革に対応した医療・介護の人材確保
  6. 県立医大との連携、デジタル活用等により、救急医療等の体制を充実・確保

障がい者、外国人等だれにでもやさしい共生社会

  1. ハード・ソフト・心のバリアフリーを推進
  2. 障がい者の就労等社会参加を促進
  3. 外国人が地域社会で働き生活する環境整備
  4. 動物との共生

文化・スポーツを振興

  1. 古関レガシーの継承・発展、旧広瀬座など地域文化資源を積極活用
  2. シティハーフをスポーツ祭典に、相撲をまちの元気に
  3. 施設整備を進めつつ、市民の身近な文化・スポーツ活動を支援
  4. 全国・世界レベルの文化・スポーツを体感できる機会を誘致・創出
  5. みんなが楽しめるボッチャなどパラスポーツを振興


豊かな環境を未来につなぐゼロカーボン都市

  1. 再エネ条例でメガソーラー等を設置抑制、適正管理を徹底
  2. 地域循環型経済の導入促進~地域共生型の再エネ(ごみ発電、屋根置きソーラー等)、水素活用等
  3. ごみの減量化、適正排出を推進
  4. 森林整備と木材利用を促進

物価高対応と日々の生活の安全安心

  1. 公定価格(年金、診療・介護報酬など)の改定等物価高対策を働きかけ
  2. 国対策と連動した物価高対策を実施
  3. 特殊詐欺対策やクマ対策、客引き防止条例等を強化

災害等からの安全・安心

  1. 災害に強いインフラ等を整備(河川強化、耐震性確保、上下水道管の強化)
  2. 避難体制のグレードアップ(エアコン整備、新基準の避難所体制、個別避難プラン)
  3. 消防団を中核とした地域防災力の強化(多様な団員確保、装備・処遇充実)と自主防災組織等の活動促進
  4. 危機対応の強化(新消防庁舎の整備、迅速かつ寄り添った対応と生活再建、先を見据えた地域再生) 


高齢者にもやさしいデジタル改革

  1. 広くデジタル化を浸透し、新たなつながり・交流づくり
  2. 経済のDXで足腰の強い経済に
  3. 行政のDXで市民サービス向上、行政の効率化を

市民共創と地域コミュニティの活性化、多様な連携の推進

  1. 市民とコミュニケーション・共創の下、課題解決を推進
  2. 町会活動への参加促進と町会運営への支援の充実
  3. 自治振や町会、ボランティア団体等との一層の連携
  4. 産学官の連携強化による若者定住、フロンティア開拓
  5. ふくしま田園中枢都市圏など行政の広域連携を推進
  6. 国・県・中核市市長会等との連携で、市の課題解決の一助に

持続可能な行財政経営

  1. 改革文化の深化と人材育成、最小の経費で最大の効果を生みだす行財政経営
  2. 有利な財政手法、地域資源等を駆使し、持続可能な財政経営

都市ブランド向上と移住定住を促進

  1. ふるさと納税を積極活用、推しの積極発信、首都圏などでのシティセールス
  2. 総合的な相談支援体制の充実で、移住定住を促進